真田幸村の謀略のレビュー・感想・評価
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首!
冒頭では関が原の合戦に勝利した勢いで名古屋城で僧を集めて石田三成の骸の祝杯をあげている中、隕石とも思える赤き妖星が降ってきた。まるでSF映画のようなイントロダクションにワクワクさせられる(笑)。そして雲隠才蔵(寺田)が家康の首を取ったのだ!が、それは家康の影武者の首だった・・・
徐々に仲間を増やしてゆく様子。加藤清正(丹波哲郎)が虎を飼っていたためにその虎を利用されて暗殺されたり、三好清海入道(秋野暢子)だったりすることが特異な点だろうか、全体のストーリーとしては面白いのだが、やはり10人の英傑を描こうとするために個々の感情移入ができないまま進む。制作年代が70年代末ということもあり、爆発シーンが非常に多く、女の裸もいっぱい出てくる。何といってもSF風の特撮が異質であるし、ラストでは徳川家康(萬屋)を打ち取るというのも面白い。
色物時代劇
2020年8月15日 映画 #真田幸村の謀略 (1979年)鑑賞 大型アクション時代劇 SFXを用いたり、超能力者として #真田十勇士 を扱ったりと完全に色物映画 でも、#松方弘樹 を始め、出演人はとても豪華 贅沢に変な映画を作ってる感じなんですけど、あの当時はそういう時代だったのかな、今なら誰か止める
東映時代劇の苦悩
東映時代劇の復活を掛けたのだが、正当性を維持しつつ、特撮や大セットの取り組みも。おかげで芯のないできあがり。解説を見るまで、猿飛佐助がエイリアンの設定とは思わなかった。それで、巨大隕石の合点がいく。そんなこんなでまとまりがなく、ラストの家康の首が2メートルぐらい飛び上がるシーンは、黒ひげゲームみたいでもうがっかり。これじゃあ衰えに歯止めはかからないだろう。
正しいと伝えられる史実の描写と脚色シーンがすんなりかみ合わなかったのが敗因で、これは脚本家の責任。
往年の大スター:千恵蔵、高峰三枝子、当時のスター:萬屋錦之介、松方に脇役にあおい輝彦、丹波哲郎や若手:森田健作・真田広之を固め、当時では贅沢なキャストだったと思うが、面白くなかった。さすがに40年前、亡くなっや役者さんばかりだなあ。
真田幸村の謀略:父の遺志を継ぎ 家康の首を取る
【真田幸村の謀略:おすすめポイント】
1.時代劇好きな人(特に、大阪夏の陣好き)にとっては必見の映画!!!
2.十勇士のキャスティング及び演技が凄くいいなあ!!
3.最期の闘いからラストシーンまでが個人的には超良い感じ!
【真田幸村の謀略:名言名セリフ】
1.真田幸村役松方弘樹の名言名セリフ
→「目指すは家康ただ一人 他のものには目もくれるな」
→「父の遺志を継ぎ家康の首を取る」
→「家康 覚悟」
2.徳川家康役萬屋錦之介の名言名セリフ
→「わしを殺したとて 徳川の天下は揺るがない」
3.猿飛佐助役あおい輝彦の名言名セリフ
→「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前(りん・びょう・とう・じゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)」
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