座頭市鉄火旅のレビュー・感想・評価
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作品の切れ味も抜群!
男まさりの藤村志保 酔っ払いの名工東野英治郎がイイ チーターと藤田まことのエッセンスも効いた シリーズ屈指のエンターテイメント作品でした。
闇の中に浮かび上がる座頭市の圧倒的なカッコよさ
なんだこれ? スゲェ、カッコイイじゃん!! というのが正直なところ。 子どもの頃、座頭市はもちろん知っていたし、みんなでチャンバラごっこをする時にはマネしてたし、その時だって子ども心に、カッコよさを感じていたのだと思うが、映画としてキチンと向き合ったのは、今回が初めて。 こんなに闇が深く描かれていたとは知らなかった。今のドラマではあり得ないくらい、灯火のわずかな光に照らされて浮かびあがった、勝新太郎の顔が持つ圧倒的なインパクトに痺れる。 話の流れや背景については、エピソードごとの場面場面で、説明セリフを端的に用いて、スッと観客に飲み込ませてから、魅せる殺陣の部分は、たっぷりと間や緩急をとって最大限に盛り上げる。もう「なんてスマートな!」と驚いてしまった。 昭和の大スターここにありを、心から堪能できる作品だった。 水前寺清子や、東野英治郎、藤田まことなど、懐かしい面々が観られたのもうれしかった。 BS12で鑑賞。次回も楽しみ!
かっこいい殺陣!多分、アニメよりも日本映画の誇れる特徴だと思う。
人情が正義の為に発揮される。 座頭市も正義の味方。なんか、生温いが仕方ない。悪い奴がのさばる映画を、わざわざ作る事もないからね 『目がないから目が回らないんだよ』?
藤村志保が可愛い
2021年6月4日 映画 #座頭市鉄火旅 (1968年)鑑賞 15作目 賭場でのシーンが一番面白いかも 切った張ったのシーンもいいけど、見えないのに見えてる人間より凄いところが魅力なんだよな
BSフジ。 チーターの歌から始まる。おっと藤田まことだ。みんな若い...
BSフジ。 チーターの歌から始まる。おっと藤田まことだ。みんな若い。東野英二郎がいい役だ。 悪党がわっかりやすい。そいつをバッタバッタと斬っていく盲目の勝新、かっこいいではないか。 ザ・時代劇って感じで楽しめた。 あんまのシーンが最高、むちゃむちゃ下手やん、爆笑です。
様式美
安定の座頭市。相変わらず面白いです。 これまで何人もの敵をなぎ倒してきた座頭市。 その強さは、居合の腕だけではなく、その名刀のおかげでもあった。 本作では、その刀に寿命が来てしまう。刀を捨て、カタギとして働く座頭市。 さてどうなるのか?!・・・この設定自体がこれまでにないパターンでした。 本作ではうどん食いながら敵を斬ります(YouTubeにある名シーン)。 今回の悪役も汚い奴なんだ。 ひたむきに働く兄妹の全てを奪おうとするクソ野郎。 これに対して座頭市の怒りが爆発。 結局「やっぱり俺はカタギにはなれねぇ!」と言って、殴り込む。 ラストは「雪」の舞う「夜の宿場町」でのバトル。 何度観てもこの組み合わせは良いものです。 本作で15作目。愛着が湧いてきたというのもあるのですが、毎回、勝新太郎の座頭市としての魅力が増しているところが凄いです。座頭市は、サスペンスやチャンバラシーンは意外と少ない。何の変哲も無い日常シーン(話す、食べる、歩く、座る)や、日本の風景の撮り方で魅せてくるんだよね。これが様式美というものだと思う。
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