「あんまりごろつきじゃない」ごろつき(1968) 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
あんまりごろつきじゃない
健さんと文太が、炭鉱夫をやめてキックボクサーを目指して上京する。住む場所もなく浮浪者同然の生活に陥りごろつき呼ばわりされるのだが、ただの貧困層というだけでたいへん真面目で誠実な性格なので、大してごろつきじゃないな~と思った。歌もとても上手だった。
キックボクシングの試合や殴り込みなどアクション、恋も含めて見せ場たっぷりのエンターテイメントだった。
大阪、新世界東映のオールナイト上映で見たのだが、あらすじを先に全部しゃべってしまうおじさんがいたり、そこらじゅうでタバコを吸っている環境も含めてとてもスリリングだった。
寝ている人に対する配慮か、音声は若干小さめだった。
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