悪友(ごろつき)(1992)

劇場公開日:

解説

新米ヤクザの下積み修業にスポットを当て、極道に憧れる二人の若者の姿をコミカルに描いた青春ドラマ。家田荘子原作の映画化で、脚本・監督は「制服くずし」の堀内靖博。撮影は「パンツの穴 キラキラ星みつけた!」の福沢正典がそれぞれ担当。

1992年製作/97分/日本
配給:ヒーロー・コミュニケーションズ
劇場公開日:1992年3月21日

ストーリー

ひょんなことから極道・有栖川組に就職した大学生・瞳と少年院上がりの涼。そこには女と金に不自由しない華やかな世界があるはずだった。しかし現実は厳しい。雑きん掛けに深夜当番、トイレ掃除に電話対応。怒鳴られ殴られの下積み修業。そんな毎日で「やってられねぇ!」と、やめようと思っていた二人に本格的な仕事が回ってきた。瞳は債権及び一般金融部、いわゆる取り立て。涼は風俗部、いわゆるスケコマシである。しかし二枚目の瞳に取り立ての脅しなんか出来るはずもなく、一方、涼は童貞で女はからっきしダメ。だからといって「どうして希望を聞かずに決めるんだ!」と怒ろうにも怒れない。それでも流行のスーツで決めた二人は、いきなり極道グルーピーギャルに大人気。さらには海外慰安旅行で、やっぱりヤクザは金回りがいいと思いきや、実は射撃訓練のための旅行だった。そんなある日、対立組織の蔵前組との抗争が始まる。軍資金をいただいてトンズラしようと企む二人だったが、戦争は直ぐさまぼっ発。当然、二人も巻き込まれてしまう。ボロボロになり組から逃げ出す瞳と涼だったが、いつしか彼らはヤクザとしてしか生きていけなくなっていたのだった。

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