「けっこうよかった」極道戦国志 不動 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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その昔サブカル雑誌クイックジャパンで大々的にプッシュされていてレンタルビデオで見た。三池崇史監督作品を見たのはこれが初めてだった。
内容はなかなかとんでもなくてヤクザが延々殺し合いをしていたかと思うと家族での殺し合いとなる。ほぼみんな死ぬ。
高野俊二がでかい。演技もすごくいいし、役者として大成しなかったのが不思議だ。バイクが大爆発してあのくらいの怪我で済むかとも思うけど、高野俊二ならそうかもしれない。子どもが殺し屋で返り討ちに会ってゴミ袋に捨てられていたのが衝撃的だ。記憶の中では半透明のゴミ袋で子どもが透けて見えていたと思ったら違った。エクストリームな殺しっぷりが描かれる。
腹違いの兄が在日コリアンでテコンドーの使い手でめちゃくちゃ強い。凄まじい部屋で暮らしている。誰なんだろうと調べたら新妻聡さんというキックボクサーだ。すごい存在感で圧がすごいし、アクションもすごい。もっと映画に出てほしかった。
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