機動警察パトレイバー the Movieのレビュー・感想・評価
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趣味の世界
1989年公開作品
2020年4DX公開
2025年映画館鑑賞99作品目
10月14日(火)イオンシネマ石巻
dポイント−500円→1300円
DVDで過去数回鑑賞
映画館で鑑賞するのは初めて
やっぱりスクリーンは良いよね
監督は『劇場版 ニルスのふしぎな旅』『うる星やつら オンリー・ユー』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の押井守
脚本は『機動警察パトレイバー2 the Movie』『ガメラ2 レギオン襲来』『ピストルオペラ』『機動警察パトレイバーREBOOT』『空母いぶき』の伊藤和典
粗筋
99年の東京湾
篠原重工のプログラマー帆場暎一がバビロンプロジェクトの要レイバー整備用海上プラットフォーム「方舟」から投身自殺
時を同じくして都内でレイバーが暴走する事件が多発
第二小隊の篠原遊馬は暴走した機体すべてに搭載されていた篠原重工製の最新レイバー用OS「HOS」(Hyper Operating System)が原因ではないかと推測
遊馬は父である篠原重工社長と犬猿の仲だった
篠原重工のこととなると太田以上に熱くなる篠原遊馬
太田の「なんだと!」は笑える
太田は岩手県釜石市出身
大谷翔平は岩手県奥州市出身
岩手県出身で名字も似ているが大きな違い
岩手県民もいろいろ
テレビアニメに比べると全体的に雰囲気が重い
原案のゆうきまさみ先生くらいの軽さがほしい
配役
レイバー製造大手メーカー篠原重工の御曹司で第二小隊一号機バックアップ(指揮担当)を務める篠原遊馬に古川登志夫
第二小隊一号機フォワード(操縦担当)を務め自分が操縦するイングラムを「アルフォンス」の呼ぶ泉野明に冨永みーな
優秀すぎて公安から飛ばされた特車二課第二小隊長の後藤喜一に大林隆介
不倫で出世コースを外れ今に至る特車二課第一小隊長の南雲しのぶに榊原良子
ニューヨーク市警から研修で特車二課に配属された日系アメリカ人の香貫花クランシーに井上瑤
第二小隊二号機フォワード(操縦担当)を務める度が過ぎる熱血漢の太田功に池水通洋
第二小隊二号機バックアップ(指揮担当)を務める妻子持ちの進士幹泰に二又一成
第二小隊後方支援担当兼野菜作り担当の山崎ひろみに郷里大輔
特車二課整備班主任のシバシゲオに千葉繁
特車二課整備課長の榊清太郎に阪脩
篠原重工の常務の実山剛に辻村真人
警視庁捜査課所属の刑事の松井孝弘に西村知道
警視庁警備部長海法に小島敏彦
特車二課課長の福島隆浩に小川真司
警視庁捜査課所属の刑事で松井の部下の片岡に辻谷耕史
テレビの天気予報レポーターに林原めぐみ
政府広報ナレーションに林原めぐみ
方舟の篠原重工スタッフに子安武人
ウェイターに子安武人
特車2課の整備員に子安武人
暴走レイバーの運転手に立木文彦
女性アナウンスに高乃麗
未来の1999年
失った未来
4K版&大画面でわかる新たな発見
本作は何度も観てきたが、今回は再上映企画でひさしぶりに鑑賞。
相変わらず、押井監督のエンタメ寄り作品としては唯一かつ最高傑作だと思う。
先見性やら、現代にも通ずる社会問題や機械の仕組みにまつわる脚本、展開、また謎解きの過程は色褪せない。
以下、物語の進行に関わらない一部ネタバレ。
4K大画面になったことで、容疑者の痕跡を辿る刑事コンビのシーンや方舟の暗いシーンの描き込み具合がよくわかったし、某タイラント2000に書いてある建設会社名「梶間組」(ゼネコンの鹿島が元ネタっぽい)、電算機室など2課建物内の張り紙などの記載内容等がちゃんと判読できてクスッとしたり、幕間に当時物のTheMOVIE2特報が流れたりと、良い時間を過ごすことができた。
子供時代に公開当時で鑑賞できたなら幸せだっただろうなと思う。
また、他の人も書いている人がいるが、意外と若い世代とか初視聴っぽい人が観に来ていて良かった。
永遠の名作!
何度見ても良いものは良い
リバイバルの度に(これが見納めかも…)なんて要らぬ心配に駆られて映画館に足を運んでしまう。
けど、その度に『観て良かった!』と思わせられる。
今回は公開時の音源で、キャストの声が瑞々しく演技も新鮮で、これまでリバイバルで上映されてきたサウンドリニューアル版の練られた演技とは違う感動を覚えた。
特に、オリジナル劇伴の不穏で不安定な響きがやっぱり最高に良い。
サウンドリニューアル版はストリングなどが生音源にされてて、いくら揺らぎを表現してもお行儀の良さが消しきれないのが不満だったから(川井憲次さんの劇伴に毎回のように参加されてる内田ストリングスさんは確かに最高なんだけど、この作品に限っては…ゴメンナサイ…)。
パトレイバーは…いつ観たって最高だよ
今年初めて押井守の作品(攻殻機動隊)を鑑賞して世界観にハマり、本作品も押井守が監督されていると知り、タイミング良く4Kでリバイバル上映されていたので、パトレイバーを全く知らない状態でしたが鑑賞しました。
ファンからすると賛否あるみたいですが、私はとても好きな作品でした。
パトレイバーの知識がない為、最初色々と戸惑いもありましたが、ストーリー展開が面白いのでずっと見入ってしまいました。作中内で描かれている90年代東京の田舎町の情景がとても良いです。また各キャラクターも個性魅力があって良かったです。(特に後藤さんの立ち振る舞いが好きでした。)
個人的にはトマトの一連の流れが、昭和のドラマを思い出させるような展開で好きでした♪
この映画が30年以上前に作られていることが信じられませんでした。
こんなの思いつかない!
今ではありえないのだが面白い
バビロンプロジェクト、ホス、方舟、E.HOBA。あの頃は熱中して何回も見たものでありました。
まあ、当然ながら未来はこんなことにはなってなくて、そう言う方向にも行きそうにない感じはあります。
プログラマに天才は必要なく、AIがこなし、管理ツールにより差分は丸わかり、勝手は許されないと言う感じの世界に。
とは言え、20年くらい前まではソースレビューすら無かったプロジェクトも多かった訳で……。
色々思い出に耽りながら、シゲさんと遊馬のシミュレーションは何度見ても良いもんだと。
劇中の雰囲気がすごく好き
何度観ても新鮮な1989年公開の映画
再公開されると知って観に行きました。
今から30年以上前の映画なのに、未だに古臭さを感じません。
何度観ても良い映画ですね。
昔、初期OVAシリーズでパトレイバーを初めて知りましたが、その時は可愛い女の子がパトカーみたいなロボットを操縦するオタク向けアニメという印象でした。それがまさかこんな重厚な深みのある映画になるとは。
公開当時はバブル全盛期でしたので、劇中に出てくるバビロンプロジェクト(東京湾埋立計画)も、もしかしたら近いうちに現実になるかもと思えましたが、今の日本の状況を見ると完全に夢のまた夢ですね。
今年の10月は、劇場版のパトレイバー2作目と同じ押井守監督作の攻殻機動隊も公開されるので、今から楽しみです。
まずレビューのレビュー
鬼滅とハシゴ
35年前に衝撃を受けた映画と、最新で衝撃を受けた映画。正直遜色ない!
当時も劇場でなく家でレーザーディスクで見まくって、ようやく初めて大スクリーンで観れた。もう感無量。
アニメは気に入ったものしか見ないので自分の中で鬼滅の完成度は今現在の技術で最高到達点だと思ってる。予算も設備も段違いなんだろうけど、当時の「劇場版」は鬼滅と同じ土俵で戦えると思った。完成度も熱量も高く引けを取らない。
前提としてパトレイバーが別格に好きで、なんだかんだ押井ワールドがやっぱり好きという欲目はMAX。
OPがもう神。ホント神。プロローグが曲に合わせてスタッフクレジットと暴走レイバーの捕獲戦闘。初見で本当にこのOPの戦闘にはド肝を抜かれた。そしてハッチが開いて無人のコックピット。からのタイトルとOP曲。
最高にシビれる…!!!!
このヘンは当時の製作スタッフも完成したOPを初めて見て衝撃だったって微笑ましい話を見た。
今この映画を観て、改めて脚本も構成もプロットも完璧だと思った。キャラもクセアリが立ってて良き。何より作画がセルで手描きというのがたまらん。
ロボットものなら今は特に3DCGが当たり前なせいか、残念ながら自分には刺さらなかったジークアクスは、肝心のMS同士の戦闘が、当たり前になってしまった3DCGに埋もれて凡庸だった。
35年前当時の環境で、3DCGがないからこそ見せたい構図がハッキリしておりその当時の可能な技術で形にしたという執念が、無駄なキメゴマが一つもなくどれも本当にカッコいい。最後の朝日の中のイングラムと零式の戦闘作画の美しさは手描きでどう描いたのか不思議なレベル。ここはコントラストも最高に美しい。
千葉さんの声が若い。井上遥さん泣けるし後藤さんの仕事も素晴らしい。昭和の遺物と近未来レイバーの対比はやっぱり上手い。今現在のAIは滑らかに喋るけどこの映画のようにいかにも機械、という音声もいい。
それにしてもパトレイバーという、あくまで警察車両でナンバープレートも付いてて肩の回転灯がパカパカするのがホントに好きだ。
ムビチケ一枚しか買わなかったの大後悔。10枚くらい買っとくべきだった。
キレ過ぎるカタナは…不要な畏れを買う。
一人の天才が遺した至高にして最低最悪の置き土産。
それに気付き、果敢に挑む特車二課の面々。
功を焦り、利権を貪る意地穢い連中のせいで、急ぎ過ぎた都市開発の弊害に割を食わされる下流民。
ボロい安アパートから見上げる高層ビル…さぞかし怨めしかったろう。
まるで…天国と地獄。
自らの天才性に絶対の自負を持ち、それが全くの過信にならない正確性。
故に、立案者たる自らの死をもってして計画は完遂し、計画通りに遂行されれば収拾が着かない程の恐ろしい事態を招き、仮に名も知らぬ誰かに計画を防がれても…失敗して尚、ある程度の損害を私利私欲に生きる連中に与えられる…
よく斬れる刀ほど鞘に収まっているもの…
収まれない程の執念や正義感…道は違えど、行き着く先が似ているってのが、切ない😢
面白い
とても良いです。古い映画だから不安だったけど、全然面白い。
主人公は篠原なのか?本作は篠原中心に進んでいく。
冒頭にレイバーが暴走。レイバーには搭乗者がいない。この謎を解いていく形で話が進む。
HOS(ホス)ハイパーOSを篠原重工の帆場が開発。ホバエイイチかな?E.HOBAでエホバ。本作では宗教用語が絡んでいる。
帆場自身は冒頭で自殺してるのだが、彼はHOSにウィルスを仕込んでいて、条件を満たすとウィルスが動いてレイバーが暴走する。
その条件というのが、高層ビルに強い風が当たったときに発生する音(周波数)であった。事実、レイバーが暴走した地域の中心には高層ビルがあった。
さらに篠原は現在、海にて方舟と呼ばれている開発拠点に風速40mの風が当たるとそこで発生した周波数が日本中のレイバーの暴走に繋がることを突き止めた。
そして丁度、日本には台風が上陸しようとさていた。
篠原たちは方舟の解体に向かう。方舟にあるレイバーたちは暴走するのだが、方舟の解体が間に合い、全国のレイバーの暴走を食い止めることができた。終
篠原は篠原重工の社長の息子。仲が悪いらしい。頭は良い。
課長、頭が切れる、切れすぎたんだってw
ノア、この子が主人公な気がするけど、本作では中心でない。最後の暴走レイバーとの戦いで主役感はあったが最後だけ。
カールが...
全98件中、1~20件目を表示
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