「戦後50年記念作品・・」きけ、わだつみの声(1995) 亮一君さんの映画レビュー(感想・評価)
戦後50年記念作品・・
昭和18年、神宮外苑で行われた学徒出陣式は雨の中、多くの学生が行進した。そして皆が戦場に向かった。すでに敗色濃厚だった日本は特攻作戦に入ろうとしていた。映画ではフィリピン戦線、本土・沖縄戦線、ゼロ戦による特攻、広島の原爆投下と本物の映像を交えながら当時の若者の姿を映し出す。織田裕二、仲村トオル、風間トオル、そして徴兵拒否した緒形直人、慰安婦を連れて機関銃を撃ちまくる的場浩司、看護婦役の鶴田真由など役者がまだ若いときの映像が続く。リアルで真面目な反戦映画。この作品で戦場を観て何も感じない人はいないはず・・1995年にリメイクされた東映の戦後50年記念作品。
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