喜劇 命のお値段のレビュー・感想・評価
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DDT は 1971年に使用できなくなっている!
枕詞で「喜劇」と入れるのは、笑えない映画だからだろうが。その行為が笑える。
帝大出たような演出家が作るようなお話ではない。中盤は寝てしまって、話が終わっていたので、もう一回見た。50年前の話だが、人類が既に月に行っている。
また、Wikipediaによると、びっくりする。これが日本の喜劇の真実か?家族の監修はしてもらうべきだと考える。妹に怒られるぞ。
公害問題や食の安全をこんな笑えないコメディで現して良いのだろうか?
カユイカユイ
詐欺師コンビが医師免許を偽造して東京で町医者をする。偽医者である事はけっこう序盤のほうでバレてるんだけど最後までいく。
医者の知識はないが、全く何も出来ないというワケでもなく朝鮮戦争で医療活動をしたり、そのむかし医学を志していた時もあって、腸閉塞手術を成功させたりもする。
唖(おし)のホステスの店で、聴こえないと思って安心して2人で悪いことを話し合うのだが、実は耳も聴こえてるし喋れる。
後半はそのニセ唖ホステスが清造を好きになる話しと、食品公害の話。
正義の心に目覚めた清造。自らもカユイカユイ病になってその原因を証明しようと川上食品の缶詰を食いまくる。しかし、ならない。
食品会社社長が2人を朝鮮戦争に手引きした過去への復讐もあって、スパイ潜入目的で社員になっていた一郎に赤痢菌を食わせて事件化しようという非倫理的な作戦に出る。
実は赤痢菌じゃなかったみたいなフォロー入るだけれど、これは酷い。
だって本人たちは赤痢菌だと思ってやっているのだから。
ケツがかゆくなってヤッター!みたいな変な終わりかた。
お婆さん最初から最後まで良いキャラしてた。
☆☆☆★ ※ 鑑賞直後のメモから フランキー堺主演。前田陽一監督に...
☆☆☆★
※ 鑑賞直後のメモから
フランキー堺主演。前田陽一監督によるアナーキーコメディー。
出所を機に長年の相棒の財津一郎と別れ、故郷で無免許医師になりすますのがフランキー堺。
しかしそこには既に相棒の財津一郎が教師になりすまして上陸していた。
単なるコメディーでありながらも、公害問題等を取り上げていたり…と、一癖も二癖もある作品。
切っても切れない縁で繋がっている、フランキー堺と財津一郎。この2人の危ない橋をわたりながらの友情物語で、後半冴え渡るのが財津一郎のコメディー演技。ちょっと有り得ない手を使うが本当は…とゆう内容。但しオチは少し弱いか。
2010年7月22日 シネマヴェーラ渋谷
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