「外国の子みたいな又三郎と一緒に見た子どもの頃の夢」風の又三郎 ガラスのマント プンゲンストウヒさんの映画レビュー(感想・評価)
外国の子みたいな又三郎と一緒に見た子どもの頃の夢
少年たちの目から見た不思議な転校生の話なのだけど、病弱な母親との生活を引き裂かれそうになる少女の視点が中心になっている。そうした孤独と寂しさに又三郎や他の賢治の物語が挿入的に織り込まれて賢治作品の絵巻物っぽくなっていて興味深い。
又三郎と父はより異邦人的な雰囲気に演出されたのも面白い。
冒頭の「風」がやってくるシーンはとても良かった。
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