劇場公開日 1957年2月13日

「映画の楽しさが詰まってる。」街燈 胃袋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画の楽しさが詰まってる。

2022年6月27日
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鑑賞方法:映画館

恥ずかしながら最近までこの監督さんを存じ上げなかったのですが、「名カット製造機」と仇名をつけたいくらい、それぐらいこの映画も素晴らしいカットの連続。
その上で、原作付きだからか、昭和モダン的、かつハートウォーミングな脚本と申しましょうか、演出も脚本もとても運びがよく、コメディ部分もとても楽しめる作品でした。
映画館のフライヤーには「お洒落な作品」とありましたが、勿論森英恵の衣装は大変な目の保養だし、佐藤勝の音楽もかっこよいのですが、何よりカットや演出がキレッキレではねてていい!
それでいてラストあたりも人間ドラマとしてすっきり纏っていて良かった。
この監督さんの作品全部観たくなってしまいました。

胃袋