「堤真一は放蕩者で女狂い。 盛りのついたイヌのようで見ていて見苦しい。 堤真一の放蕩の描写が延々と続きうんざりしてくる。 堤真一は藤谷美和子と心中しようとする」女殺油地獄(1992) ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
堤真一は放蕩者で女狂い。 盛りのついたイヌのようで見ていて見苦しい。 堤真一の放蕩の描写が延々と続きうんざりしてくる。 堤真一は藤谷美和子と心中しようとする
動画配信で映画「女殺油地獄(1992)」を見た。
劇場公開日 1992年5月23日
1992年製作/113分/日本
樋口可南子34才
堤真一28才
藤谷美和子29才
井川比佐志
岸部一徳
長門裕之
石橋蓮司
辰巳琢郎
佐々木すみ江
山口弘美
奈月ひろ子
うじきつよし
五社英雄監督
「おんなころしあぶらのじごく」と読むらしい。
近松門左衛門作の人形浄瑠璃が原作と聞いたので観ようと思った。
実在の事件が元だったらしいが、明治の時代に歌舞伎でも再演され人気となったという。
歌舞伎なのだから配給はもちろん松竹となる。
堤真一は放蕩者で女狂い。
盛りのついたイヌのようで見ていて見苦しい。
堤真一の放蕩の描写が延々と続きうんざりしてくる。
堤真一は藤谷美和子と心中しようとするが、
かつて乳母だった樋口可南子に諌められ断念する。
樋口可南子は凛としていて美しい。
物語が中盤に移行になると様子が変わってきた。
堤真一がどうしようもない人物のように描かれていたが、
本当にどうしようもないのは樋口可南子だった。
そして悲劇的なラストシーンに続く。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
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