「10作以上になると『鑑賞やつれ』になるね」男はつらいよ 寅次郎恋やつれ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
10作以上になると『鑑賞やつれ』になるね
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『矢切の渡しを渡って柴又に訪れる』?
『江戸川の土手を国道6号線に向かって去っていく。』
この土地を知らない人が演出したのがよくわかる。
よくよく考えると、兄妹のインセスト・タブーの夢でいつも始まる。
僕は薄気味悪く感じる。
そして、無理やり人を不幸にして、すったもんだして、蒸気機関車の汽笛で括る。それが
10作以上になると『感傷やつれ』になる。
歌子さんは相変わらず自己中で空気が読めない鈍い頑固な女性に見えるが。
まぁ、歌子さんだからで、吉永さんは、
今は亡き我がオジキがファンでジョン・コルトレーンのポスターの横に彼女のポスターが飾られていた。
そして、最後はほとんどいつも『ピーピング・トラ』で終わる。
つまり『フーテン』じゃなくて、『フリークのトラさん』じゃない。
追記で思う事は『サクラ』の役目は、このストーリーの狂言師兼仕込み役なんだろうね。
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