「あえて申す。年功序列の息苦しい所。」大いなる旅路 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
あえて申す。年功序列の息苦しい所。
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そうそう、この映画だよ。
この映画も二回目なり。我が亡父の大好きな映画だった。
だがしかし、
大正時代だから亡父にも分けらぬ事だが、年功序列の大正時代の機関士に、世襲はまだ無いと亡父は言ってた。
また、釜炊きで終わるのは、うだつが上がるもんではない。釜炊きと機関士の間はれっきとした身分差があると言う話。
勿論、釜炊きに経済的余裕は全く無い。
亡父が加えて言ってたのは、こう言った主人公の様な人がのさばって偉そうにしていたそうだ。
我が亡父はこの映画の次男?みたいなもんで、違うのは予科練を落ちて、機関助士になった。つまり、命拾いしたと言っていた。
盛岡で浪花節は似合わない。ただ、この時代は鉄道を使って命を粗末にする方も多かったらしい。一日に2回遭遇した事もあると話していた。
この頃の東京は電化が進んで、蒸気機関車は姿をけす。つまり、機関助士は無用の長物になってしまったのである。亡父曰く「それでいいんだ」と言っていた。
亡父も結局「功労賞」を貰ったが、勲章みたいなメダル、ドデカイ時計、表彰状が鎮座していた。
さぁ、僕とは無関係だったのて、全部断捨離した。そんなもんだよ。
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