右門捕物帖 紅蜥蜴
劇場公開日:1962年7月29日
解説
佐々木味津三原作から「右門捕物帖 まぼろし燈篭の女」の鈴木兵吾が脚色、「源九郎義経」の松田定次が監督した時代捕物帖。撮影もコンビの川崎新太郎。
1962年製作/89分/日本
配給:東映
劇場公開日:1962年7月29日
あらすじ
江戸の音羽に難病に効くという滝がある。ある夜、滝見茶屋「新月」のそばでいかけ屋権十が殺されていた。犯人は黒いからすを連れ、紅とかげの刺青をした男らしい。”紅とかげ”の殺人騒ぎにおびえる「新月」の湯治客、一人は薬種問屋の上総屋太左衛門で娘の志乃と二人暮しのところから、「新月」の女中頭で美人のお直を嫁に迎えようと思っていた。上総屋が友人の大貫屋、湊屋と紅とかげの噂話に耽っている時毒茶を飲まされかけるという事件がおきる。捜査に乗り出したむっつり右門は、お直の不審な態度と権十殺害の理由が見当らないことから事件の複雑さを感じるのだった。そのころ右門の先輩あばたの敬四郎は苦心の末紅とかげを捕えた。だが右門は、その紅とかげを犯人と断定することを危ぶみ、奉行神尾の内諾を得て紅とかげを破牢させてオトリ捜査に踏み切った。だがこの事件で神尾は責任を問われ、右門は五日間に事件の解決をしなければならなくなる。折から大貫屋が行方不明となり、右門も噂を追って江戸を後にする。その留守中、湊屋が無惨な最期を遂げるという事件が起った。さて運命の五日目、旅立ったと見せかけ必死の捜査を続けていた右門は最後の手段として、事件を風流亭南北に脚色させ、これを芝居小屋で上演させた。満員の観衆の前に暴露された事実は--。上総屋ら三人が、かって佐渡で悪事を働きある男を犠牲にした。死んだと思ったその男が江戸に現われたため、上総屋らは紅とかげなる殺人鬼をつくり上げ、お直の恋人であったその男を陥しいれようとはかったのである。途中で怖気づい仲間をも殺した元凶は上総屋だった。右門の見事な推理がまたも江戸の怪奇を解いたのである。
スタッフ・キャスト
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むっつり右門大友柳太朗
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あばたの敬四郎進藤英太郎
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おしゃべり伝六堺駿二
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ちょんぎれの松丘寵児
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紅蜥蜴戸上城太郎
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お直丘さとみ
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山崎浪人里見浩太朗
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お志乃桜町弘子
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神尾元勝黒川弥太郎
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上総屋太佐衛門三島雅夫
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湊屋忠兵衛中村錦司
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大貫屋源七多々良純
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風流亭志ん朝菅貫太郎
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小富久保菜穂子
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喜八吉田義夫
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お君紫ひづる
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お雪笹みゆき
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お春立花みゆき
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観戦浪人小山田良樹
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浪人1尾形伸之介
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浪人2南方英二
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権十加藤浩
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番頭矢奈木邦二郎
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女中京町かおる
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料理人阿波地大輔
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夜泣きうどん屋おやじ五里兵太郎
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六兵衛佐々木松之丞
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お金明智八百栄
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権十の女房牧順子
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瓦版売りA疋田圀男
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瓦版売りB高根利夫
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伊東仁斎源八郎
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小役人浅野光男
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