「感動が減ってしまいました」薄化粧 ま~太郎♪さんの映画レビュー(感想・評価)
感動が減ってしまいました
五社英雄監督の映画 「薄化粧」 昭和20年代に起きた連続殺人事件の犯人を描く異色作!
この映画も昔々何度も観て感動して今回WOWOWでやったので楽しみにして観直したらやっぱりいろいろな映画を沢山観てきたのでそれほど感動もなく残念だった
やっぱりこの映画の一番の衝撃はラストの『この映画は事実を元に作られたものである』と流れながら事件の起きた実在の家々が現存すると言う映像がゾクっとさせられた‼️
そう言えば最近観たやっぱり昔感動した砂の器も大したことなかった何でだろう❓
いろいろな映画を見過ぎで心が擦れてしまったのだろう(;´༎ຶД༎ຶ`)あわ
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脚本:古田求
監督:五社英雄
出演者:
緒形拳、浅利香津代、浅野温子、宮下順子、松本伊代、川谷拓三、大村崑、藤真利子、小林稔侍、菅井きん、萩原流行、笑福亭松鶴
あらすじ:
昭和23年、ある山奥の鉱業所。
坂根藤吉(緒形拳)は坑夫として鉱山で働き、妻ふくみ(浅利香津代)、息子喬と3人で暮らしていた。
そんなある日、鉱山で発生した落盤事故の補償問題で鉱夫の代表として会社側と掛け合った坂根は、逆に多額の裏金を会社側から掴まされてしまう。
坂根の運命の歯車が狂い出したのはこの時からであった。
裏金を元に金貸しをはじめた坂根は、事故で夫を亡くした地所テル子(浅野温子)に接近、親密な仲になる。
そして、このことが原因で妻ふくみと一人息子喬を次々と惨殺。
また、坂根は金を貸しているのをいいことに仙波徳一の妻すゑ(宮下順子)とも肉体関係を結び、すゑの一人娘弘子(松本伊代)にまで手を出そうとする。
しかし、弘子は坂根からたくみに金を引き出したあげくに、鉱業所の課長と結婚してしまう。
小娘に翻弄されたことに気づいた坂根は、弘子の婚礼の夜、ダイナマイトを持ち出し、仙波家を木端微塵に吹き飛ばしてしまった。
この爆破容疑で逮捕された坂根は、真壁刑事(川谷拓三)、松井刑事(大村崑)の執拗な追求に合い、ふくみ・喬殺しも発覚。
留置場に入れられた坂根は突然、隠し持っていた剃刃で自殺をはかるが奇跡的に一命はとりとめた。
昭和27年、坂根は刑務所を脱走する。
以後、素性を隠しながら各地の飯場を転々と渡り歩く、流浪の旅が続いた。
一方、警察側も坂根逮捕に全力をあげ、真壁刑事が追跡を開始した。
そんな逃亡生活の果てに、坂根は一人の薄幸の女・内藤ちえ(藤真利子)と巡り合う。
坂根にとってちえは、初めて出会った菩薩のような女であった。
ちえも坂根に強く魅かれ、やがてふたりは自然に親密な関係になっていった。
ある日、ちえは照れる坂根に無理矢理、眉墨を引いた。
最初はいやがっていた坂根だが、鏡を見るとそこには全く別人の自分があり、以後、出歩く時には必ず化粧をすることにした。
しかしそんなふたりの仲も、捜査の輪を刻一刻とせばめる警察によって引きさかれてしまった。
ちえは金持ちの旦那のところに囲われ、坂根はまた旅へ。
彼女は坂根の素性を風呂屋の手配書を見て全て知っていた。
だが、坂根に強く魅かれるちえは別れる時に、彼に住所を教えた。
そして、ちえのことを忘れられない坂根は彼女の元へ。
久し振りにほんのつかの間の逢瀬を楽しんだ坂根はまた旅へ出るため夜のプラットホームへ行き、便所で化粧をすませ出てくると、そこには彼のあとを追ってきたちえがいた。
そしてふたりでの逃亡が始まろうとした時、突然、警察のサーチライトが一斉に点灯した。