上を向いて歩こうのレビュー・感想・評価
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九ちゃんの歌声のリバイバル
どんなもんだろうとレンタルDVDを借りてみた。
事前の耳情報では夜間中学の話だと聞いていたのだが、蓋を開けてみると少年鑑別所を脱走した若者と、保護司たちのお話だったのですね。
唯一無二のシンガーだった坂本九が笑顔で奮闘します。
まだ戦後の混乱をどこか引きずり、復興期の最中だとわかる街並みで、九ちゃんがみんなを励まして再起させていくストーリー。
ベタな筋書きながら、意外にもしっかりした映画でびっくり。邦画の良さを教えてもらえる。
先頃、舞台演出家の宮本亜門が友人らに声をかけて「上を向いて歩こう」のリミックスを発表していたっけ。コロナも2年目ですしね。
復興ではなく、不安とジリ貧のきょうび、世界情勢も人の心も荒れてしまって、この名曲はもう一回の出番を求められているみたい。
ちょっともの悲しくて、自分を励まさなきゃならない日の応援歌として。
カーセンサーで検索したらあの魚河岸のトラック「トヨエース」がレトロな顔をして売りに出されていました。
映画内容は、複雑だが最後が良かった
・元々、歌が先に出来て、その後、この映画が出来た。
・因みに、この「上を向いて歩こう」は、日本人が歌ってる歌では
一番売れた曲らしい。世界中で何と、約1300万枚。
国内最多は、「およげタイヤキくん」の約500万枚。
1963年以来、約60年間、日本人の歌のトップ曲、らしい
・さて、映画の件ですが、最初からあれこれと事案を入れ過ぎて
ややこしいが、終盤の、
①良二と九のケンカ → 痛み分けで仲直り
②健と兄のケンカ → 紀子の発言で終了
から正常回転に動き出す
・そして、最後の3分、「上を向いて歩こう」の大合唱と行進
公園・漁場・鉄道・鉄工所・ラグビー・スキー・野球等の映像
色んな人が生活し、働き、スポーツしている映像で終了。
・この最後の3分が、この映画のメインフレームであり、
それ以外は、サブストーリー
・あまり楽しい映画でもなかったし、感動場面は少なかったが、
終わり良ければ、全て良し。
高橋英樹イケメン説
2019年6月2日 #上を向いて歩こう 鑑賞
高度成長期、鑑別所を脱走した青年2人が、励ましてくれる人々との出会いを通じて成長していく。#坂本九 と #浜田光夫 のダブル主演。#吉永小百合 さんもかわいいが、#高橋英樹 がイケメンすぎる。ホントに男前だと感じた。
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