「主人公の山下りんは明治期に実在した画家。ロシア正教会の信徒でイコン...」イコン伝説 追憶のエルミタージュ ハカセさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の山下りんは明治期に実在した画家。ロシア正教会の信徒でイコン...
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主人公の山下りんは明治期に実在した画家。ロシア正教会の信徒でイコンを描くためにペテルブルグに留学しますが、自分が心から描きたいと願っている絵と、教会が彼女に要求する絵の間にはさまれて苦悩します。映画は「わたしはどうすれば良いのでしょう」というところで終わっていたように記憶しています。彼女は帰国したあと、その矛盾を抱えながらイコンを描き続けますから、映画としてはあと一歩の掘り下げが必要だったような気がします。ただ映画としては良く出来ており、特に山下りんを演じた伊地智聖子の美しさが光っていました。
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