劇場公開日 1988年8月27日

いこかもどろかのレビュー・感想・評価

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4.0和製ロードムービーの傑作。

2021年4月28日
iPhoneアプリから投稿

乱暴にじゃれ合うお似合いの二人の鮮度。
何と意外なキスシーン。
友人の影なき孤独な男女が、乱雑で凡庸な都市で出逢い、遂に逃げ切る。
二人だけの夢の未来は?というシャープなラストに毎度泣く。
和製ロードムービーの傑作。
悪の造形などレオンの原典と見るか。
また見る。

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きねまっきい

3.01億という金なのに、二人で山分けしても足りないらしい。どんだけ借金してまんのや!

2019年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 軽快なビッグバンドジャズをBGMにテンポ良すぎるくらいに展開するコメディ。この映画公開後に二人が結婚する、ほのぼのした二人。置き引き男(ベンガル)から新幹線の中で大金の入ったカバンを取り戻し、福島駅からレンタカーで東京に戻ろうとするが、全く別の強盗殺人が発生したために警察から追われる羽目となった二人。

 レンタカーがガス欠となり、歩いてたどりついた不動湯温泉。秘湯と言われるくらい寂びれたところで、ちょっと行ってみたくなる温泉だ。そこからはトラックに忍び込んでの逃亡。しかし、東京へ行くつもりが青森へ。女性としゃべる度に「男泣かしとんのやろ」が口癖となる田口(さんま)が面白い。

 終盤は青森から室蘭へ。平山刑事(加藤善博)と藤沢刑事(小林稔侍)が彼らの金を強奪するというブラックな展開。道南警察署内で拳銃をぶっ放したり、車いすで逃亡する田口と小夜子とのカーチェイスなど、ラストの疾走感がいい。さらにエンドロールで遊園地のジェットコースターに変化するところもシュール。ストーリーなんてどうでもよくなってくる(笑)。

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kossy