劇場公開日 1967年12月2日

「食わず嫌い(ニガテ市川雷蔵さん)本作は克服」ある殺し屋の鍵 なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 食わず嫌い(ニガテ市川雷蔵さん)本作は克服

2025年10月15日
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鑑賞方法:VOD

興奮

ドキドキ

市川雷蔵さんの数少ない現代劇。
(僕は市川雷蔵さんがニガテというか、
雷蔵さんの魅了が全くと言っていい程わからない人種、
なので時代劇でも雷蔵さんの作品をマトモに観ている記憶がない。)

テンポよく惹き込まれる。
佐藤友美さんは松竹から大映作品へ、若くから活躍していたことを本作で知る。
パパ活に金に、したたかな悪女を堂々と演じる。

ところが市川雷蔵さん演じる踊りのお師匠さんが凄腕の殺し屋なんですが、
踊りのお師匠さんはなんとか納得できるが、
凄腕の殺し屋、にしては線が細すぎる
というか、
下半身が貧相過ぎる
というか、
そんなアンバランスな面白さ
なのかもしれない、が
違和感を拭えずに、それでも最後まで楽しませてはもらえる。
結果オーライなのだろうか。

オレなら、あのパパ活女を、生かしてはおかないぜ。
と思うが市川雷蔵殺し屋は、
金にも女にも背を向けるのか。

なかじwithみゆ