またまたあぶない刑事のレビュー・感想・評価
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0266 センパーイもうこれっきりにしてくださいよ
1988年公開
どの作品だったっけ?このセリフ。
まあ楽しめればいいです。
70点
初鑑賞 1988年7月14日 梅田ピカデリー2
パンフ購入 ¥400
配給 東映/セントラルアーツ
【”幼稚園バス誘拐犯は、気障な台詞と軽くステップを踏む二人組。”拳銃を撃ちまくり犯罪者を追い詰めつつ、軽妙洒脱な会話をするタカ&ユージの姿及び仲間の姿も良きシリーズ第二弾。】
■非合法ビジネスに手を染める実業家の長峰(伊武雅刀)を追っていた鷹山と大下は、長峰の密着取材を行うルポライター、荻原(宮崎美子)に協力を求める。
そんな中、長峰の息のかかった物が次々と殺されて行く。
一方、国家機密法に反対する代議士の娘を乗せた幼稚園バスが乗っ取られる事件が発生する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今から30年以上前の作品であるが、余り古さを感じないスピーディな展開と、タカ&ユージの息の合った軽妙洒脱な会話が面白い。
・最新作「帰ってきたあぶない刑事」のレビューの幾つかで、”ユージが走る距離が流石に、短い。”と言うモノが有り、何の事?と思っていたら、吃驚仰天、柴田恭平さんが犯人の車を走って追うシーンの距離とスピードに驚く。しかも途中で車の上で華麗に一回転している。
・意外なところで長峰の部下として、赤井英和さんが出演していたり、(今作が、俳優デビュー作である。)ルポライター役として、宮崎美子さんが出演していたり、嬉しい限りである。
当然、長峰を演じた伊武雅刀さんも、テノールボイスであるが、無茶苦茶若いのである。
<物語も、硬軟のバランスが良く、見易い(褒めてます。)エンターテインメント作品となっており、シリーズは今作後もまだまだ続くのである。
第一作に続き鑑賞したが、今作も今までの刑事ものには無い、スタイリッシュで軽妙なタカ&ユージの会話や、二人の仲間達の可笑しみのある姿を描きつつ、アクションシーンはバッチリの内容であり、これは長くシリーズ化されたのも分かるな、と思った作品である。>
前作同様タイムカプセルとしてオススメ
今日(2024/05/25)観ました。
何度課長に叱られても、平然とコンプライアンス違反をするタカとユージに、今回も勇気を貰えます(笑)
木の実ナナの存在の大きさに、今の歳になってようやく気づきました。彼女の“かっこいい女上司像”は多様性の今こそ見習うべき時かも知れません。
すんでのところで時限爆弾被害を食い止めたり、悪者を転落死させた後に「ま、いっか!」で済ませちゃったり、相変わらずぶっ飛んだふたりで笑顔なしでは観られません(笑)
若かりし頃の宮崎美子や、伊武雅刀の姿も必見です!
あぶでか
劇場版1作目『あぶない刑事』よりは署内の活気もあるし、会話のセンスもいい。使われているBGMも『黒いジャガー』をパクっているようで中々心地よい。女好きの二人だが、鷹山(舘ひろし)には結婚願望が強いなどといった会話もいい。ストーリーの中核を為すのは、国家機密法をなし崩しに成立させるための爆破計画であり、当時の社会風刺が効いている。アクションは少なめだが、内容が優れている。
セクシー大下とダンディ鷹山。今回ははじけている浅野温子の真山薫。山下署の刑事も「セックスをした」とか「高見山」とかで大笑いを与えてくれた。ボスの伊武雅刀が若く見えるし、子分の赤井英和はひょっとして俳優デビューのチョイ役で可愛い感じ。
仲村トオルがバズーカ砲を担いでどこまで走っていったのかと想像するのも楽しい。
ヒロインが合わないような・・・
暗躍する政府機関と、タカ&ユウジの刑事コンビが戦う物語。
当時の大人気刑事ドラマの劇場版です。
前作と比較して、アクションの迫力も、ギャグもキレを増している印象で、とても楽しめた映画でした。
ただ、面白さの割りにはやや厳しめの評価をしました。
理由としては2点。
まず、ヒロインをミスキャストに感じていること。宮崎美子は好きな女優さんですが、「危ない橋を渡るジャーナリスト」のような厳しさと狡猾さのある女性は似合わないように感じます。
もう一つは政治色が強い映画であること。私は、映画等に政治色があっても構わないと思っていますし、寧ろ肯定的に考えています。ただ、あぶない刑事はTV版、前作を含めて政治色が一切出てこなかった作品です。何も考えずに楽しめるアクション映画だっただけに、かなり違和感を感じてしまいました。
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