劇場公開日 1988年7月2日

「【”幼稚園バス誘拐犯は、気障な台詞と軽くステップを踏む二人組。”拳銃を撃ちまくり犯罪者を追い詰めつつ、軽妙洒脱な会話をするタカ&ユージの姿及び仲間の姿も良きシリーズ第二弾。】」またまたあぶない刑事 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”幼稚園バス誘拐犯は、気障な台詞と軽くステップを踏む二人組。”拳銃を撃ちまくり犯罪者を追い詰めつつ、軽妙洒脱な会話をするタカ&ユージの姿及び仲間の姿も良きシリーズ第二弾。】

2024年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■非合法ビジネスに手を染める実業家の長峰(伊武雅刀)を追っていた鷹山と大下は、長峰の密着取材を行うルポライター、荻原(宮崎美子)に協力を求める。
 そんな中、長峰の息のかかった物が次々と殺されて行く。
 一方、国家機密法に反対する代議士の娘を乗せた幼稚園バスが乗っ取られる事件が発生する。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今から30年以上前の作品であるが、余り古さを感じないスピーディな展開と、タカ&ユージの息の合った軽妙洒脱な会話が面白い。

・最新作「帰ってきたあぶない刑事」のレビューの幾つかで、”ユージが走る距離が流石に、短い。”と言うモノが有り、何の事?と思っていたら、吃驚仰天、柴田恭平さんが犯人の車を走って追うシーンの距離とスピードに驚く。しかも途中で車の上で華麗に一回転している。

・意外なところで長峰の部下として、赤井英和さんが出演していたり、(今作が、俳優デビュー作である。)ルポライター役として、宮崎美子さんが出演していたり、嬉しい限りである。
 当然、長峰を演じた伊武雅刀さんも、テノールボイスであるが、無茶苦茶若いのである。

<物語も、硬軟のバランスが良く、見易い(褒めてます。)エンターテインメント作品となっており、シリーズは今作後もまだまだ続くのである。
 第一作に続き鑑賞したが、今作も今までの刑事ものには無い、スタイリッシュで軽妙なタカ&ユージの会話や、二人の仲間達の可笑しみのある姿を描きつつ、アクションシーンはバッチリの内容であり、これは長くシリーズ化されたのも分かるな、と思った作品である。>

NOBU