新網走番外地 大森林の決斗のレビュー・感想・評価

北海道の大地で躍動する健さん。今作は、星由里子さんとエースの錠を迎えてエンタメ作品としてでき上った。スタートの刑務所シーンは、寅さんの夢シーンの影響あるか興味ある。
北海道、人情噺、やむを得ない戦い、鉄道...　その後の降旗監督ー健さんコンビの生み出す作品群のパーツが揃っているのも興味深い。

2024年2月17日
映画 #新網走番外地 大森林の決斗 (1970年)鑑賞

網走刑務所のボス的存在の嵐田産業の源二は富士夫を痛めつけようと狙っていた
富士夫の死んだ父親は嵐田の両親を自殺に追い込んでいた

珍しく、ほとんどが網走刑務所の現役受刑囚としてのシーン
普通は、元囚人の設定が多いけど

冒頭のコント、冗長。
宍戸錠登場。本作一の特徴だが、扱いが今一つで盛り上がらず。前作からのヒロイン星由里子も同様で前作ほど魅力的に見えず。
ボソボソ声の場面が多く、聞き取りづらい。ラストの定番大立ち回りのために脱走、ってのも悪にしか見えない。今作は残念賞（笑）
BS12

久しぶりに刑務所での話で、マドンナが星由里子、バディが宍戸錠という布陣。
林業を独占しようと悪い連中が、善良な会社の邪魔をする。
所外活動で山に入っていた主人公（高倉健）は怒りを爆発させる。
これが網走番外地だ。