「原田美枝子独特の威圧感」愛を乞うひと 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
原田美枝子独特の威圧感
原田美枝子といえば『愛を乞うひと』
『愛を乞うひと』といえば原田美枝子
原田美枝子=怖いを自分にしっかりと植えつけてしまった衝撃作
いまだに原田美枝子を見ると背筋がゾッとする
世界中のどんなホラー映画なんかより原田美枝子のほうが怖い
原作既読
漫画の方は未鑑賞
篠原涼子主演のドラマは未鑑賞
98年の作品
DVDで一度鑑賞して以来U-NEXTで約20年ぶりの鑑賞
鬼母豊子と成長し母になった娘照恵の一人二役の原田美枝子の女優ぶりが圧巻
子供に対する虐待がハンパない
地上波放送は到底無理だろう
お小遣い欲しければ手の出しなって感じで指示しておいてタバコの火をつけたシーンは初鑑賞のときはびっくりした
台湾のタクシー運転手がいい味を出している
20数年前の作品ということもありまずみんな若い!という印象が強い
野波麻帆に國村隼に西田尚美
小日向文世や温水洋一が今よりだいぶフサフサしている!小日向は地毛なのか付けているのか微妙だけど
父の遺骨とともに母を探す旅
美容院で再会も印象的
古典的な撮影方法ならかなり手間がかかったはずだが98年だからたぶんCGだろう
帰りのバスでのやりとりでこの映画のタイトルがかなりしっくりとくる
そういえばこの作品で台湾に一度は行ってみたいと思ったものだがまだ一度も行ったことがない
あと虐待シーンは特に夜間イヤホンなどで鑑賞したほうがいい
隣人が変な夢を見て悲鳴を上げる可能性がある
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