「それを映像で表現するのが、映画でしょ?」レディ・チャタレー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
それを映像で表現するのが、映画でしょ?
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映画「レディ・チャタレー」(パスカル・フェラン監督)から。
久しぶりに、私のボヤキである。
フランス映画だから・・・といえば、仕方ないけれど。
なんと場面が変わるたびに、以下のような言葉で説明が入る。
■その日、召使が病気で・・・
クリフォードの命令を森の猟番に伝えられなかった。
■月曜日、ボルトン夫人がラグビー邸に移ってきた
■二週間後
■その日からコンスタンスは、ほぼ毎日小屋へ行った。
■クリフォードの叔母が突然訪れたので・・
数日間、小屋へ行かれなかった
■数日間、コンスタンスは小屋に近づかなかった
■数日後、クリフォードは、妻と散歩に行きたがった
■翌日、コンスタンスは旅立ちを喜んでいた
会話の中に、それとなく「時間の経過」をにおわせるとか、
時計やカレンダーなどを映像にしてでも、映像で表現して欲しい。
日本語の字幕ではなく、本編で文字を読まされる映画ほど、
つまらないものはない、と私は思う。
D・H・ロレンスの小説「チャタレイ夫人の恋人」を
読んだ方が良かったかなぁ。
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