「しあわせになることとは」ある愛の風景 ぼてさんの映画レビュー(感想・評価)
しあわせになることとは
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「しあわせな孤独」のスサンネ・ビア監督。
彼女はしあわせについて深く探っている気がする。
この映画は主人公のミカエルが戦地で捕虜になり、ともに捕虜になり、互いに家族に会うまでは頑張ろうと励ましあっていた男を、自分が生き残るために殺してしまう。
ミカエルは家族の元に戻ってから、殺した男とその家族を不幸にして取り戻した幸せの罪悪感にさいなまれる。
人の不幸の上にある幸せは幸せと言えるのだろうか?
宮沢賢治の「しあわせとは?」という問いを思い出す。
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