狼の死刑宣告のレビュー・感想・評価
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お父ちゃんやったるぜ〜!
同じ劇場に何度も通うと、同じ予告編ばかり見る事になる。
だからその予告編の間に眼を閉じていたら、不覚にも寝てしまい。事件が起こるところで目が覚めた(悲)
弁護士の一言には、「アメリカって…そんなんかよ!」と思いながら観ていると、いよいよ始まった。
“狼の死刑宣告”
駐車場の上下を縦横無尽に動き回るワンシーン・ワンカットの長廻しが素晴らしい。これぞアクションだ!
しかし、その後の警察の対応が…。「戦争は止めなさい」とは言うが、きちんと身柄を確保すれば良い物を。認めているんだし…。ほら言わんこっちゃ無い。って、まさか終わり…。
んなわきゃ無い。ここから始まる、お父ちゃんやったるぞ!の世界。
それにしても警察が阿呆過ぎる。
銃の扱いを知らないお父ちゃんが今、“ランボー”に変身する。この時に後ろ髪がちょろっと残るのが堪らん(笑)
そして、父親同士が対峙する場面の不道徳さこそが、如何にもアメリカ人の発想だなぁ〜と感じるところ。
最後もやっぱり警察はだらしない。(尤も、警察が介入したら映画にならないんですけどね)
ズバリ!面白いです。かなり道徳的には問題が有りますが。
(2009年10月20日シアターN渋谷/シアター1)
復讐は許されるのかと考えました
原題は「death sentence」裁判で有罪のときの「死刑宣告」です。"狼の"と付けたのはお父さん世代に観て欲しいという映画配給会社の宣伝?確かに殺し合いでアドレナリン全開になります。ギャング映画でバチコン殺し合いを見たい人向き?
ストーリー展開は無理があるかなー。息子をギャングに殺された父親が復讐し、さらにその仲間に復讐され妻を殺され、ギャングの巣窟に復讐に行き、最後はほぼ皆死んでしまうという「仁義なき」話です。
警察は何してる!そんな簡単に死ぬか?そこまでやられてまだ死なない?と突っ込みどころ満載ですが、単純に銃の撃ち合いでスカッとしたい人向けなのでしょう。
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