「音楽が素敵です」ピアノの森 フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽が素敵です
アニメという事もあり子供連れの姿が多かったのですが、映画自体は大人も充分に楽しめる内容でした。
そもそも「モーニング」という青年漫画誌に連載されていたのですから、それも当然な訳です
昨年の「のだめカンタービレ」によって火がついたクラッシクブームに便乗しての映画化なのでしょう。
原作の漫画は現在連載中なので、今回の映画は原作の序盤部分です。
勿論ひとつのお話としては完結していますが、この先も観たくなるような終わり方ではあります。
森に捨てられていたピアノを3歳の頃からおもちゃ代わりに毎日弾いていた少年によるファンタジーです。
その主人公の声を上戸彩、転校生のライバルであり親友に神木隆之介、他池脇千鶴、雨上がり決死隊の宮迫博之など本来の声優でないタレントを起用しています。
驚いたのが主役の上戸彩です!
すごく良い感じでしたぁw( ̄O ̄)w
普段はあまり芝居も上手くないのに、声優の方が良いのかしら、、、、
まぁ上手い訳ではないのですが、上戸彩を感じさせず、主役の男の子の雰囲気を良い感じに出せていたように感じました。
お話としては、後半のコンクールの辺りから出て来るモーツアルトのお化けや生意気なお嬢様とのやりとりなど笑いで盛り上げながらクライマックスへと導きます。
全編を通して流れるピアノの音楽が素晴しく、とても素敵な雰囲気を作品に与えていたように感じました。
なかなかアニメにも素敵な作品が多いですね。
コメントする