それでも生きる子供たちへのレビュー・感想・評価
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平和を知らない子どもたち
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映画「それでも生きる子供たちへ」(監督7人)から。
両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、
少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、
7つの国の監督たちがドラマチックに描いた作品。
「輝く子供たちの未来のためにできることを始めた人たちがいる。
そして今、この瞬間も子供たちは生きのびるためにタタカッテいる」
そんな解説を読むたびに、胸が痛くなるのを感じた。
日本の子どもたちは「戦争を知らない子どもたち」
しかし、世界の多くの子供たちは「平和を知らない子どもたち」。
そんな視点で、この映画を見続けたからだろうか。
平和ボケしている日本の子どもたち(大人も含めて)に危機感を感じた。
7つの作品のひとつ「桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)」で
ジョン・ウー監督は「二人の少女は葛藤しながらも
勇気と尊厳を通して自分達自身の強さを見つけ出す。
我々は世界の子供たちを救う話をしているが、
本当は子供たちが我々を救っているのだ。
彼らの強さと愛が世界を変えていくだろう。」とHPで語っている。
久しぶりに、私の心が揺さぶられた作品であった。
日本の子育て支援、本当にこれでいいのだろうか?
ちよっぴり不安になっている、私がいる。(汗)
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