劇場公開日 2007年3月17日

「【”夢のために戦え!”今作は、チャニング・テイタムがダンススキルと稀なる運動センスで未来を切り開いた出世作且つ青春ダンスムービーである。】」ステップ・アップ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”夢のために戦え!”今作は、チャニング・テイタムがダンススキルと稀なる運動センスで未来を切り開いた出世作且つ青春ダンスムービーである。】

2025年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■貧しい家庭に生まれた落ちこぼれて里親の家で暮らす高校生・タイラー(チャニング・テイタム)。、悪戯で、地元の有名な芸術学校の備品を壊した彼は、その学校での奉仕作業を命じられる。
 そこでバレエダンサーのノーラ(ジェナ・ディーワン)と出会い、夢を実現させるためにバレエに打ち込む熱意に初めて触れ、彼女の相方が学校を離れたためにレッスンに付き合ううちに、タイラーもバレエ&ダンスに魅了されていく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今や、チャニング・テイタムは大スターの一員であるが、当初はダンサーだった事は有名である。スポーツ万能であり、今で言うブレイクダンスを取り入れたストリートダンスとクラシックバレエを融合させた今作のダンスシーンは見応えがある。

・今作の大ヒット後、チャニング・テイタムはストリップダンサー‼だった経歴を生かした「マジックマイク」シリーズで、更に切れ味の或るダンスに、艶っぽい動作を取り入れたダンスを魅せてくれている。
 劇場で観た際には、ウットリしたモノである。

・近年、ブレイクダンスをテーマにした映画が数作、公開されたが(ワン・イーポーの「ブレイキン!」等。)今作は初めてブレイクダンスを華麗に魅せた作品ではないかと思う。

<ラストの、タイラーとノーラを中心にした群舞シーンでの、チャニング・テイタムのダンスは可なり凄い。片手で身体を支えて、床と平行に身体を伸ばしたり、力強いリフトを魅せたり、このシーンだけでも観る価値があるダンス映画だと思います。>

NOBU
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