素敵な夜、ボクにくださいのレビュー・感想・評価
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中原監督としては普通の出来
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カーリングを題材に日韓友好を目的としたラブコメディ。
題名の“素敵な夜、ボクにください”にはちょっとした仕掛けがある。
いきなり吹石一恵嬢がナンパされる(T_T)
いつものお嬢さん役から一転してワガママ高飛車な女主人公を演じているが普段の彼女を知っているだけにもう少しの冒険が欲しいかな。
反対に占部房子は『バッシング』とは正反対のキャラクターで、韓流ドラマにのめり込んでいる普通のOL役は多くの人から共感を浴びそうです。
笑いは専ら映画初出演の枝元萌が持っていきます。体型を利用したギャグ等はかなりベタですが作品にアクセントを与える重要な役割を嫌み無く演じていて、今後も色々な作品で活躍する事でしょう。
関めぐみは頭の良さで作戦を建てる役でちょっとした伏線もあります。
カーリングを題材にしている作品では既に『シムソンズ』とゆう青春映画の佳作がありますが、この作品は中原俊監督作品としては普通の出来だとは思います。それでも『シムソンズ』よりもラブコメ要素が強く、とても丁寧な編集によって分かり易く進むので万人受けする作品に手堅く仕上がっていますね。
タイトルの見せ方が作品にマッチしていてシンプルだけど大変良い。
広瀬香美の主題歌も元気が出そうな曲でgood!
(2006年12月15日シネマート新宿/スクリーン1)
※日付けは公開年度
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