劇場公開日 2006年10月7日

「【苛められっ子が、憂さ晴らしにアリの巣を攻撃していたら、アリの魔法使いに小さくされてアリの世界で様々な経験をし、成長する面白き物語。アリ達の声を担当した、豪華声優陣も、嬉しき作品です。】」アントブリー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【苛められっ子が、憂さ晴らしにアリの巣を攻撃していたら、アリの魔法使いに小さくされてアリの世界で様々な経験をし、成長する面白き物語。アリ達の声を担当した、豪華声優陣も、嬉しき作品です。】

2024年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■苛められっ子のルーカスは、自分よりも小さいアリをいじめて日頃の憂さを晴らしていた。
 これに怒ったアリの魔法使いゾック(声:ナント、ニコラス・ケイジ)は、ルーカスをアリサイズに縮めてしまう。
 ルーカスは、自分の面倒を見るホーバ(声:ナント、ジュリア・ロバーツ)やアリたちとの不思議な共同生活を通して、ルーカスは仲間を助ける勇気と友情を学んでいく。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・この作品は、色んなメッセージを含んでいると思ったな。
 1.苛めは駄目(人間同士・アリ)
 2.役割の大切さ
 3.自分と違う相手を尊重する大切さ
   etc.

・そして、アリたちがルーカス少年に経験させる様々な事。
 1.外的と戦う勇気
 2.仲間を大切にする心

・字幕で観たので、嬉しかったのはアリの声を担当したジュリア・ロバーツ、ニコラス・ケイジの声が聞けたこと(分かり易い、ニコラス・ケイジの声。クスクス。)、そして、女王バチの声を担当した貫禄タップリのメリル・ストリープの声も、良かったな。

■ルーカス少年が呼んでしまった害虫駆除業者を、ルーカスやアリたちが協力して、撃退するシーンは、アリ目線で描かれて、ナカナカな迫力でありました。

<資料を見ると、トム・ハンクスが製作者に名前を連ねていて、彼の人脈で豪華声優陣を集めたのかな。
 それにしても、今作は苛められっ子のルーカスが、アリの世界に連れていかれて、奇想天外な様々な経験をする中で、アリの組織の素晴らしさ(役割を果たす。仲間を大切にする。敵には皆で攻撃し、巣を守る。)を学び、最後には女王バチからアリの一員として認められる、少年の成長物語でもありました。
 アリの生態、構造も分かるし、お子さんと観ても、面白いのではないかなとオジサンは思ったよ。じゃーね!>

NOBU