「 オープニングでは、ハイブラテック社のコマーシャル。『ロボコップ』...」バタリアン4 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オープニングでは、ハイブラテック社のコマーシャル。『ロボコップ』...
オープニングでは、ハイブラテック社のコマーシャル。『ロボコップ』や『ターミネーター』と同じパターンで食品から兵器産業、そしてゾンビ駆除までの巨大企業ぶりをPRする。ゾンビ駆除のおかげで10年間ゾンビが発生してないなんてところは笑える。これで10年間続編が作られなかったことを言い訳してるんだな・・・
社の科学者チャーリー叔父さんと一緒に暮らす、高校生ジュリアンは進級も微妙。両親はハイブラテック社に勤めていたが交通事故で死んだという悲しい過去もあったのだ。彼らの友人ジークがバイク事故で死亡したが、なんとハイブラテック社に運ばれた。生きているという情報も得たので、仲間たちはジークを救出するため巨大企業に忍び込むことになった・・・という展開。時代にふさわしく企業にハッキングして企業内の医療施設を検索するという場面もあり、そこで“ネクロポリス”を見つけたのだ。
「脳ミソ~(brain)」と唸りながら人を襲うゾンビは健在。そして特殊メイクはかなりグロくて金がかかっていそうだけど、笑えるシーンを除いては、ストーリーが陳腐すぎるのが難点。死んだはずの両親が究極の生物兵器にされていても悲しくないし、笑えるなら笑えるので押し通してほしいものだ。エロエロミミちゃんがジュリアンの初体験の相手だってところも・・・
最後にはSWATや軍隊まで登場するけど、大がかりな割に効果はない。それよりも事件が闇から闇へと葬り去られたという怖さは残るし、キャスターが襲われるというオチもまぁまぁ。それよりもゾンビたちがトイレで小便したりするエンドロール時の映像がおもろい。
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