「傘が嫌いな私は、いつも雨宿りをしている」デイジー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
傘が嫌いな私は、いつも雨宿りをしている
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映画「デイジー」(アンドリュー・ラウ監督)から。
多くの人が夢中になっている韓国ドラマは見ないけれど、
最近、映画は少しずつ観る機会が増えた。
相変わらずの「純愛」路線に、驚くこともあるが、
時々、おっ・・と思う展開に、メモが増える。
作品冒頭、主人公、ヘヨンの雨宿りシーン、
「また雨だ、傘が嫌いな私は、いつも雨宿りをしている。
独りには慣れている。びしょ濡れになっても、
誰も気兼ねせず、心配される人もいない。
だから、傘はなくてもいい。」そんなナレーション付き。
しかも物語ラストで、その雨宿りの回想シーンがある。
その中に、物語の主人公たちが、同じ庇の中で
雨宿りをしているではないか。
確かめるために、もう一度最初から観直したら、
本当に主人公たちが、エキストラのように存在している。
雨宿りのシーン、私にとっては心に残る演出となった。
こんな見方もあるんだな、とちょっぴり嬉しい。
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