「脚本ビリー・ワイルダーの楽しい会話劇にクーパーとスタインウィックの名コンビ」教授と美女 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本ビリー・ワイルダーの楽しい会話劇にクーパーとスタインウィックの名コンビ
脚本ビリー・ワイルダーとチャールズ・ブラケット、音楽アルフレッド・ニューマン、撮影グレッグ・トーランド、そして監督がハワード・ホークスで面白くない訳が無い。しかも主演が同年制作のキャプラ監督作「群衆」で息の合った共演を見せたゲイリー・クーパーとバーバラ・スタインウィックとくれば悪かろうはずがない。(白雪姫)を原案とした大人のための喜劇。台詞の言葉遊びが面白く、ワイルダーらしい会話劇のおしゃべりな楽しさがいっぱい。クーパー以外の七人の教授のキャラクターも其々に個性的でいい。
1997年 2月28日
淀川長治ファンには有名なハリウッド撮影所訪問の時のエピソードのひとつに、(映画の友)社長命令でスターのキスマークを強要されて困っていた時、バーバラ・スタインウィックが快く引き受けてくれたとあります。この映画の気立ての良い姉御肌な役柄を上手く演じているスタインウィックを観れば納得のエピソードですね。
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