ロンゲスト・ヤード(1974)のレビュー・感想・評価
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ミーンマシーン‼️ミーンマシーン‼️
囚人と看守のアメフトチームが激突する傑作スポ根モノ‼️所長に刑期延長を脅され、一度は八百長を呑むものの「刑期なんかどーだっていいんだよ」と勝利を目指すバート・レイノルズが私の心にタッチダウン‼️男の誇りに目覚めた主人公が勝利を目指す姿がホントにカッコいい‼️憎たらしいことこの上ない所長役エディ・アルバート、主人公に敬意を示すクライマックスが印象的な看守役のエド・ローター‼️いい味出してます‼️アツいです‼️アルドリッチ監督もスローモーション、スプリット・スクリーンなどを駆使して、ダイナミックに男性的魅力に溢れた世界を満喫させてくれます‼️ホントに見事なタッチダウンでした‼️
単純で馬鹿な男の本質を付いたスポーツアクションコメディの快作
男と男の対決を虚飾なく見栄も無く描いた痛快アクション映画。ロバート・アルドリッチ監督らしい男のスポーツコメディ映画で、映画としても至って単純明快。片や腕力と体力に物を言わせるバート・レイノルズ代表の囚人チームと片や権力と策略に頼るしかない刑務所長のエディ・アルバート率いる看守チームが、刑務内のアメリカンフットボールの試合に没頭し必死になって闘う。世間一般の良識から見れば悪い囚人と彼らを管理する正義の親善スポーツゲームなのだが、アルドリッチ監督の手に掛かっては力尽くの喧嘩になっちゃう豪快さ。何が善で何が悪なのかなんて、まどろっこしいとばかりに、男の価値は強さなのだと言い切る潔さが、この映画の魅力になっている。この面白さは他の監督には求められないもの。アクションスターにして愛嬌のある笑顔が人の良さを滲ますバート・レイノルズの適役にして好演がコメディ映画を盛り上げる。
一歩引いて視れば、単純で馬鹿な男の本質を付いているところがある。それを笑いで吹き飛ばす映画の正直さ。アルドリッチ監督の快心の力作。
1976年 12月1日 池袋文芸坐
フェロモン
看守も囚人もどっちもどっちという構成は別にありだが、いずれの側のキャラクター達も伏線、背景描写が不足していて、進行している程には、あまり楽しくなれない。自ずと主人公に注目するが、溢れるフェロモン以外はこの主人公が惹きつける要素も少ない。
どうせなら、もっと楽しく戦って欲しいが、中途半端な抑圧や理不尽さがむしろ邪魔になっているような感じがした。バートレイノルズのための映画かな。
これ、ダメでした。 なんか無茶苦茶じゃない?冒頭から女殴り飛ばすは...
これ、ダメでした。
なんか無茶苦茶じゃない?冒頭から女殴り飛ばすは、ゲームもほとんどズル合戦のような。
コメディで面白いってあったので期待してたんですが、どうやらリメイク版と間違えたみたいです。
酔っぱらって見てたからかな。でももう一度見ようとは…
アメフト知らないからかな?
点数高いのに驚いてます。
試合シーン燃えるぞー
ロバート・アルドリッチ監督の75年公開作品。
男臭さムンムンの監獄&スポーツ映画。バート・レイノルズがいかにもって感じのルックスで登場。70年代の世相を反映したような剥き出しの反骨精神に貫かれている。
今見ればもう少し丁寧にキャラクター描写すればとか思うところもあるが、ダイナミックな痛快さがアルドリッチのテイストなのでこれでよいのである。ヤッちまえ!と声援を送りながらスカッとすればよし。
やはり最後の試合のシーンの臨場感ある演出が素晴らしい。
男臭い物語
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 60
花形フットボール選手からヒモになり、そこからさらに犯罪者へと、順調に堕落の道をおくってきたバート・レイノルズ演じる男の、刑務所でのフットボールでの男ぶりを取り戻す話。
刑務所の中は不正と暴力が渦巻いており、署長に協力しなければ仮釈放なしの長い刑務所暮らしになる。結局最初は仲間を裏切った男が署長に騙され利用されて、試合で復讐を開始する中で本気になっていく姿が何とも男臭い。反撃を開始する中での笑いを含んだ復讐劇が心地よく、信頼と誇りを取り戻していく姿が爽快。
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