「これも映画史におけるひとつの宝」やさしい女 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
これも映画史におけるひとつの宝
映画史上のベストディレクターの一人、ロベール・ブレッソン‼︎
これは当時17歳のドミニク・サンダのデビュー作となったブレッソンの長編第9作。何故かこれまで機会がなく今回が初見。
しかし何という孤独な少女。愛を知らぬまま結婚し何も得ることなく自ら命を絶った。
クソのような夫が妻の死体を前に夫婦生活を語るスタイル。クソが看板の自分と同じクソ。妻が死を選んだ理由などわかるはずもなかった。
う〜ん、これもまた何の救いもない悲劇。
紛れもないブレッソンだった。
それにしてもドミニク・サンダ💙
ベルトルッチの『暗殺の森』『1900年』、そして今作で、映画史に、そして自分の脳裏にしっかりとその姿を刻んだ。
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