「すれ違い、相入れない二人」やさしい女 shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
すれ違い、相入れない二人
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「結婚をしたいだけで、愛を求めていない」「哺乳類は根本はほぼ同じ」「鳥は個性的な鳴き声で鳴くことが出来る」大体このような台詞だったのだが、これがこの映画を雄弁に語っているのだ。ブレッソン監督の台詞は映像同様に素晴らしい。映像は一見静かなようだが、画面に映らない激しい感情が嵐のように吹き荒れた結構ハードな内容がこれでもというくらいに見てとれる。素晴らしい監督だ。
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