劇場公開日 1990年

真夜中の虹のレビュー・感想・評価

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3.5無駄なくコンパクトに纏められていてとても良い。

2024年11月26日
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鑑賞方法:VOD

無駄なくコンパクトに纏められていてとても良い。

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Mr. Planty

4.0ある男性の物語。 失業し、父は自殺し、旅に出ようとするも、 街のな...

2024年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

ある男性の物語。
失業し、父は自殺し、旅に出ようとするも、
街のなかで強盗に遭ったり、人との出会いもあったり。

不運続きで、次第に落ちぶれているはずなのに、希望が見えて一途な感じ
説明は無いにもかかわらず、表情や所作で伝わってきました。

いかにもなカウリスマキ作品。

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woodstock

4.5何度見ても閉塞感を描くのが、それも淡々と重すぎず、リアルに描かくの...

2024年11月16日
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何度見ても閉塞感を描くのが、それも淡々と重すぎず、リアルに描かくのが上手だなと思う。これだけ派手に色々なことが起こってるのに、抑制された表情や作られた演出がすごく効いていて、そこからリアルな感情を感じることができるような。

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kp

4.0アキのハードボイルドロマンス

2024年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

まさかのアキ作品がプライムに、びっくりでした。
しかもラインナップもすごい。
こちらは労働者3部作の二作目、好きなんですよね。
アキ作品に一貫してますが、音楽がやはりセンスが良いです。
失業・父の自殺・財産を奪われる。奪った強盗に再会し痛めつけてると逆に投獄される。
主人公はまぁ兎に角ついてないの連続です。
出発した途端崩れる屋根なんて、もうドリフですね。
差し入れチェックもゆるく、脱獄もすごい雑。ここらは時代を感じます。
ヒロインの子供が粋でいちいち格好良いですね。
短い尺に綺麗に収まったハードボイルドロマンス、今観てもとても良かったです。

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白波

4.0シンプルゆえに

2024年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

極限までディティールを削ぎ落としている。
登場人物は皆、無表情なのに伝わってくる。
人生の悲しみ、おかしみがにじみ出る。

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ドラゴンミズホ

4.5カウリスマキは愛である

2024年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

笑える

単純

幸せ

ハードボイルドだが、どこか愛らしい
悲惨なはなしだが、重苦しさはなく
くすくす笑いがとまらない
画面の光と影、色、音楽、音が
こだわりぬかれた美しさに酔うのでした

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青樹礼門

4.0希望を求めて南へ‼️

2024年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

幸せ

主人公カスリネンは鉱山の閉鎖で職を失い、父親も自殺してしまう。父の残したキャデラックで、カスリネンは南へ向かうが、道中強盗に襲われ、無一文に。仕方なく日雇い労働で働いていたある日、シングルマザーのイルメリと惹かれ合う。そして以前の強盗とトラブルになり逮捕されるが、脱獄し、イルメリとその息子と共に船で異国へ・・・‼️「パラダイスの夕暮れ」「マッチ工場の少女」とともに "労働者3部作" と言われてますが、私はこの作品が一番好き‼️相変わらずカウリスマキ監督らしく、ワンカットが長いし、ほとんどセリフもないんだけれど、全編に漂う雰囲気はハードボイルドだし、主人公の乗る車はキャデラックだし、脱獄モノでもある‼️そしてラストは希望に満ちた逃避行‼️いいですね‼️フィンランドの労働者へのカウリスマキ監督の愛あふれる秀作‼️

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活動写真愛好家

3.5愛憎まみれる故郷からの脱出

2023年12月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ついに愛着しかない離れたくない、でももうこんなところには居られないと心底思ってしまったフィンランドから逃げて行くしかなくなった。
ここではない虹が見える場所に行く、真夜中の港の暗さと船(Ariel)の明るさ。
ユーモアをなるべく入れようとしながらも、ここから逃げることしかできなくなった人たちを描くしかなくなった、そんな真剣な映画でした。

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あした

3.5優しいハードボイルド

2023年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

主人公は坑夫をしていたが、廃山で仕事を失う。
友人にもらった車で都会にいくが、途中で強盗に襲われ、有り金をすべて奪われてしまう。
子持ちの女性と仲良くなるが、たまたま強盗を見つけ殴るが、警察に捕まり懲役刑を食らってしまう。
同房の男と親しくなり・・・。
これで良かったのかも。

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いやよセブン

3.5"Surrealism"

2023年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

幸せ

シュルレアリスムなんて難しい言葉の意味は理解出来ないがアキ・カウリスマキはシュールだ、特に本作はシュール過ぎてエンディングロールで流れる曲の歌詞と同様に御伽噺のようで!?

過酷な状況に陥りながら不運とも取れる困難が滑稽に思われ、そんな最中に訪れる小さな幸せの為に奔走する主人公の姿を淡々と単純明快に、少しの希望もないままのハッピーエンド!?

刑務所で指輪を作る場面が素敵だ、アメコミ好きの子供が逞しい、幌が閉まらないコンバーチブルのキャデラックで真冬の走行、少しも理解出来ない行動ばかりが不思議と感情移入してしまうアキ・カウリスマキの世界観にどっぷりと浸かる。

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万年 東一