ブレスレス(1983)のレビュー・感想・評価
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『勝手にしやがれ』の焼き直し。
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「シルバー・サーファー」というコミックを読んで盛り上がり、ポルシェをかっぱらったジェシー(ギア)。かなりラリった状態で運転し、パトカーに追いかけられる。追い込まれたジェシーは誤って車の中にあった拳銃で撃ち殺してしまう。何もなかったかのようにフランス女のモニカ(カプリスキー)の家にあがりこんで、彼女を追いかける。彼女はベガスでのちょっとしたアバンチュールを楽しんだだけだったが、建築学科の学生という日常生活に戻ったつもりだった。
強引なジェシーの誘惑。現実への不満か、将来のプランをしっかり持っていたモニカのはずだったが、成り行きにまかせ彼とのセックスに溺れてゆく・・・
その日暮らしのジェシーはモニカとメキシコへ行くことだけを考えていた。仲間から金をもらうため逃亡と愛を貫くのだ。バカ丸出しといった雰囲気のジェシーだけど、鍵をこじあけるのは天才的だし、車のメカに精通していた。オリジナル版の主人公は覚えがないけど、ある意味ゴダールの撮影、編集技法ばかりが目立っていたのだろう。今作は今作でおもしろい。同時期のギア主演映画『愛と青春の旅立ち』よりは絶対にいい出来なのだ(かなり不評のようですが)。
ヴァレリー・カプリスキーのヌードも最高。脇の下が黒ずんでるところや、スケベそうな乳輪がそそる。ぼかしも入ってるが、ギアのちんちんも見えちゃってるんだろうな・・
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