フレッシュ・デリのレビュー・感想・評価
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愛されたい必死なマッツを観るならこれ
70点ぐらい。カニバリズム
マッツ・ミケルセン生誕60周年祭、にて観賞。
人肉を扱った映画で、マッツ・ミケルセンの見た目はザ・変質者(笑)
パッと見で、ヤバイ人(笑)
冷や汗を浮かべ、しどろもどろにキョドりまくるマッツ・ミケルセンを観て、すごい演技力だと思った。
いや、マジで(笑)
完全に変質者になりきってる(笑)
マッツ・ミケルセンの映画って、平日のレイトショーでも人がパンパンに入ってて、女性比率が高い。
女性人気が高い方なんだろうと思うけど、この映画の変質者の役には、さすがに女性陣も引いただろうと思った(笑)
どう考えたって、人が女性が入る内容じゃないのよ(笑)
まあ70点ぐらいだけど胸クソわるいし僕は好きじゃありません、この映画(笑)
食べるか捨てるか、あるいは?
爽やかなエンディング…っておい、それでいいのか?
「マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」にての鑑賞。
あらすじから、あのフランス映画の(文字通り)人を食った怪作「ヴィーガンズ・ハム」の元ネタかと思ったが、アレとはかなり雰囲気が異なる。役者がみんな芸達者(とくに主役のふたり)でこれはこれで楽しく観れた。
マッツの神経質で隠キャのシリアルキラーっぷりや相棒の双子の兄弟の演じ分けはとても良い。ホラーではなくサイコサスペンスでうっすらコメディ風味。スプラッター描写はないので、その点は安心して観ていられる。
ただ作品全体としては「ヴィーガンズ・ハム」の悪ノリブラックコメディに振り切ったつくりのほうが好みではある。
ビャンの恋人とか弟のアイギルが登場するたびに、いつお肉にされるかとヒヤヒヤする。あとマッツのヅラの不自然さが目立つがあれは意図的にそうしているのだろう。
他作品もそうだが、この配給元の邦題センスはなんとかならんか。肉屋が舞台で「デリ」はなかろう。
ところで、あれだけ人間(5人?)をマリネにしといて、あの青春映画のような爽やかな終わりでいいのか? デンマークの警察は韓国以下の盆暗か?
細川たかし? この髪型くらいよく判らない映画だった ブラックコメデ...
細川たかし?
この髪型くらいよく判らない映画だった
ブラックコメディー?
それは違う気もするけど、
可笑しそうで、かなしそうで、
残酷だけど、仲間愛とかもあったり、
でもただよく理解ができないだけで、
作品として悪くない
みんな、幸せにね
辛い過去と今と汗 面白い映画!
この映画の男達は皆、辛い経験と過去があってかわいそうと言えばかわいそうなのだ。
マッツはいつも汗をかいてる。子どもの頃からいじめられて嫌われてばかり。妻にも呆れられる。本当は愛されたい、認められたいのに。仲間のビャンはドライブで双子の弟ゆえの事故で両親を失う。結果、ずっと生かされているが意志のない弟の方になぜか遺産がある。なんでそうなった?多分、その事故のせいでビャンはちょっと狂ったからだ。
お肉屋さん関連の映画といったら、「デリカテッセン」とか「ヴィーガンズ・ハム」など笑えて明るいフランス映画を思い出す。ところがマッツお肉屋は全く異なる方向の作品だ。マッツのおでこにソーセージが刺さってる(?)シーンが忘れられない。マッツの役幅広い!対抗できるのはダニエル・クレイグとショーン・ペン位だろう❗️
「メン&チキン」「ブレイカウェイ」「アダムズ・アップル」同様、この映画の監督・脚本はアナス・トマス・イエンセン~!
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