「受賞歴が“6倍役満”の映画。コンテンツレーティングもすごいことになってるし。なのに…虚無感と苛立ちだけが残った作品。」ファーゴ 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
受賞歴が“6倍役満”の映画。コンテンツレーティングもすごいことになってるし。なのに…虚無感と苛立ちだけが残った作品。
アマプラでは、コンテンツレーティングが、肌の露出・暴力・飲酒・喫煙・ 暴言,・性的なコンテンツと、大変なことになっているんですよね。その上ジャンルがコメディ/サスペンスなんだから、訳わかりません。
予習にチラっと.com様のページを覗いてみました。なんと!100件超えのレビューがあるじゃないですか!超高評価で面白いらしいじゃないですか!
しかも、各種映画祭では、素晴らし過ぎる受賞歴じゃないですか!
特にインディペンデント・スピリット賞でにおいては、作品賞や監督賞を含む、候補になった6部門全てを受賞すると言う快挙を成し遂げたとあるじゃないですか!
麻雀で例えたら親で、かつ「大四喜・字一色・四暗刻単騎・四槓子」の6倍役満でアガるみたいな?アカギも顔面蒼白みたいな?←詳しくないので“6倍役満”でググってみました。毎度毎度余計なことです。(余計ついでに書くなら、それ6917京回に1回しか起きない確率らしいです。もはや宇宙規模の数字です)
もといです。しかも実話ベースのお話じゃないですか。俄かに興味が湧いて鑑賞を決めました。
オープニングのテロップを読むと、かなりヘヴィーな内容のようです。音楽も重いよ!
これ『ベイビー・ブローカー』や『岸和田少年愚連隊』の時にもつくづく思ったのですが。
私、映画を見る目が本当にこれっぽちもないんかなぁ…と。
これだけの受賞歴がある作品にも関わらず、心がピクリとも動きませんでした。
好き嫌い以前の問題です。虚無感と苛立ち。そんな物が残っただけの感想です。
一個だけ「ひょっとして、これが笑う所なの?」と思ったのは、ハンバーガーとミミズのくだりだけでした。
しかも、全然笑えませんでした。
コメディー要素のある作品らしいので、わかる人にはわかる小ネタが、あちらこちらにちりばめられていた思うのですが、私にはそれがさっぱりでした。なので余計にイライラしました。
てか、最初からしておかしいて!ずっとおかしいて!
普通、パトカーってふたり一組で行動するんとちゃうのん?今まで観てき映画ってだいたいそうでしたもん。
本作を観ての収穫は、このレビュー書くために調べた“6倍役満”の件だけでした。
これだけで 断罪してしまうのは、観てきた1時間半が勿体ないので、作品について少し調べてみました。
実話ベースではなく、全くのフィクションだったのですね。「だからそれが何やねん!」というのが正直な思いです。
しかもコメディという点でも、アメリカ人の感性でなければ理解できないという内容らしいじゃないですか。
全く白けてしまいました。
それこそ「あぁ!時間勿体なっ!」でした。
アンディぴっとさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ、いつもありがとうございます。
『変態仮面』はね、2作目のアブノーマル・クライシスしかレビュー書いていないんですよ。
1作目もまた観直して書いてみたいです。
野球十兵衛、さん、変態仮面へのコメントありがとうございます。変態仮面のレビューが見当たりませんでしたので(私の見落としかな)こちらで。安田さん脱ぐの好きなんですね。普通のおじさんっぽい体型が親近感ですね。
ファーゴ、確かに最後で「なんだよ、フィクションかよ」チャンチャン!でしたね。でも私はドラマ版も観たくなりました。まだ観てませんが。