「被害者と加害者と、第三者」ファーゴ あとぅーしさんの映画レビュー(感想・評価)
被害者と加害者と、第三者
作品の主人公を誰として見るべきか、
見る側の感情移入の選択肢がある。
ストーリーの、
後味の悪い素晴らしい犯罪映画だった。
出てくる犯罪者も、
警察もみんなわきやくっぽくありながら、
僕としては、
犯罪者側のスティーヴ・ブシェーミに親しみを覚えた。
うまくいかない時は一切何もうまくいかないものだ。
被害者の悲しみはもちろんだが、
弁護の余地のない
加害者に対してもなぜか感情移入してしまう。
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