「独特な面白さ」ファーゴ アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
独特な面白さ
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自動車販売の営業マンのジェリーが妻の偽造誘拐を,2人の男に依頼することから物語が始まる。
ヘンな顔のおしゃべりな男と無口だけどキレると凶暴な男の2人組もなんともいえない面白さ。2人が道中で売春婦を買うのだけど、その2人の後のインタビューも面白い。
ジェリーの義父や弁護士とのやり取り、お客さんに対する仕事のいい加減さも笑える。
偽造誘拐のつもりが犠牲者が出てしまい、捜査を担当する警察官は妊婦さん。つわりがあったり、夫との会話がなんとも言えない可笑しさ。
爆笑する面白さではないけど、フフッて鼻で笑っちゃうような可笑しさが随所にあって独特なおもしろさがある。でも冒頭で実際にあった事件で名前以外は殆どが事実とあったが、こんなにコミカルな映画にしていいの?ちょっと不謹慎ではないか?
結局6人?殺されてしまった事件に発展。でもホントはこんな事件はなくて、冒頭の解説もストーリーの一部らしい!何てこった🤷🏻♀️
まんまと騙されちゃったよ😏
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iwaozさんのコメント
2022年2月21日
本来にリアルなブラックユーモアに溢れた絶妙な映画ですよね。f^_^;
2022/2/19、町山さんの解説付きを聞きました。すると、実はミネソタ以外も含めた3つの実際の事件を繋げて作ったお話だったそうです。
!(◎_◎;)
ニュースで知る実際の事件って、本当にしょうもない嘘やとっさの感情や行動で起こってしまったものが多くて、そこにリアルさを感じます。
個人的に主人公のジェリーが他人とは思えなくて。反面教師です。