非常線の女のレビュー・感想・評価
全2件を表示
見どころが多い
タイピストの時子は、おとなしそうな見かけながらギャングの襄二の情婦だった。今度は、社長の息子をカモにするつもり。そんな時、襄二にあこがれる宏が仲間に加わる。しかし宏の姉和子は、襄二に弟を戻してほしいと懇願。襄二は、そんな和子に惹かれ、時子は。
1933年の無声映画。映像はリマスターできれいになり、字幕部分は中井貴一と竹下景子が声を入れた新音声版を鑑賞。固定カメラと家族映画という印象の小津監督が、カメラは動いてハードボイルドな作品を作っていたとは知りませんでした。原案のゼームス槇も監督自身。田中絹代は、まったくイメージにそぐわない役を好演していました。昭和初期の豊かだった日本の風景もいいです。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
女の愛
クリックして本文を読む
可愛いなと思えば、田中絹代だった。
着物の上に事務服、
社長の息子のお気に入り事務員の女。
真面目そうに見えたが、
しばらくして女の両脇を挟むように歩く
堅気ではない男二人。
今度の獲物はアイツかい?と聞くジョウジ。
ウン❣️と女。
ジョウジの元に弟子入りするボクシング少年。
その弟を心配する姉がジョウジのところに来て
弟をやめさせて、と頼みに来た。
その姉に心奪われたジョウジ。
気が気でない女。
一度は社長の息子をカモにしかけたが、
思いとどまりプレゼントされた
リングとブレスレットを外して部屋を出て行く女。
女とジョウジ、やはり金を奪おうと
社長の息子を襲う。
サーベルぶら下げた警官達が追って来るが、
女はジョウジの足を銃で撃ち、
罪を償い再出発しようと懇願する。
ようやっとジョウジも同意する。
全2件を表示