「ビリー・ワイルダー監督の鎮魂歌‼️」悲愁 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ビリー・ワイルダー監督の鎮魂歌‼️
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映画プロデューサーが引退した伝説の女優フェドーラを復帰させようと、エーゲ海の別荘を訪ねるが、面会を拒否される。しかし主治医の協力で見事カムバックさせることに成功。全盛期同様に美しいが、いつも何かに怯えている大女優フェドーラと、ミステリアスな後援者の伯爵夫人。やがてフェドーラは自殺するが・・・‼️この伯爵夫人の正体と、フェドーラとの関係が物語の焦点になるのですが、虚構と現実を巧みに織り混ぜてというよりは、虚構と現実を物語として具現化したようなストーリーで、ホントにワイルダー監督は上手い‼️その巧みな話術で引き込まれるし、フェドーラの白い手袋の扱いなんか、ウーンと唸らされます‼️ホントに天才‼️傑作「サンセット大通り」のリターン・マッチのような映画ではあるんですが、前作がグロリア・スワンソンだったのに対し、今作の原作はグレタ・ガルボをモデルにしてるみたいです‼️まさしく虚構と現実が交錯するハリウッドのスター伝説ですね‼️その光と影‼️きらびやかでも一歩下がると果てしない影、闇‼️ホントに恐ろしい‼️
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