「最後にキャスト名に映像を出してくれるのありがたい」バッド・チューニング 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
最後にキャスト名に映像を出してくれるのありがたい
1976年のアメリカテキサス州の夏休み前の1日を描く青春映画。リチャード・リンクレイター監督作ってのは観終わってから知った。
青春の1ページを描く、ときたらピンとくるのは「アメリカン・グラフィティ」。監督ならではのアメグラを描こうとしたのは明白。米国70年代後半の青春モノというとありそうであまりない(気がする)
学生なのにハッパばかり吸ってるヤツとか新人いびりに精を出してるヤツとか、いつの時代も変わらんねぇ。小さな町で大きな事件は起こらない。ただ各々の青春の1コマがあるだけ。見る人の世代によって感想が変わる映画だろう。
ロックの流れ方が抜群で痺れる。これが下手だと映画全体がしまらないが、そこは監督、バッチリなセンス。有名俳優の若い頃を見るという楽しみもあって、二重に過去へのノスタルジアを感じる映画となっておりました。(ミラジョボビッチのルックが良かった、チョイ役だけど)
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