「リンチっぽい」バートン・フィンク ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
リンチっぽい
コーエン兄弟が描くテーマはいつも暴力とバカと権力がセットになっていると思っているのですが、今作も脚本家が暴力とバカと権力の犠牲になることを描いていたので、これは監督自身を投影したのでは?と思いました。バートンの妄想をリンチっぽく仕上げていたので、エンタメ業界への嫌味も満載でした。妄想が出るほど、苦しんだということでしょうか。
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コーエン兄弟が描くテーマはいつも暴力とバカと権力がセットになっていると思っているのですが、今作も脚本家が暴力とバカと権力の犠牲になることを描いていたので、これは監督自身を投影したのでは?と思いました。バートンの妄想をリンチっぽく仕上げていたので、エンタメ業界への嫌味も満載でした。妄想が出るほど、苦しんだということでしょうか。