「背徳の恋」夏の嵐 SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
背徳の恋
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結構面白かった。
女性主人公がなかなかに罪深い。
裕福な貴族階級の夫を持ちながら、祖国イタリア解放のために闘う従兄弟を愛している。なのに。やって来た占領軍のイケメン将校の誘惑に簡単に落ち、どんどんハマっていく。しかし戦況の悪化のため撤退する将校に一旦捨てられ、改心する。なのに。若い情熱に任せて再び逢いに来た将校にとうとう自分を抑えることができなくなってしまう。男との恋を成就させるために罪を重ねる。なーのーに!
情欲とプライドに翻弄される哀しみが豪華に描き出されていて、ビスコンティ監督ならではの味わいがあった。
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