「ドラッグを巡る映画」ドラッグストア・カウボーイ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラッグを巡る映画
ガス・ヴァン・サント監督の本邦初公開作品で、公開時(1980年)から気になっていたが、こんなドラッグ映画だとは思わなかった。
冒頭シーンからは「なんかデ・パルマ監督『カリートの道』っぽい構成かな?」と思ったりしたが、序盤のヤク中ドラマから「お~、これがずっと続いたらキツいな…」という感じ。
ただ、4人組のヤク中毒の若者たちのエピソードが描かれつつ、マット・ディロンが途中から更生しようとする展開に救われた感じがした。
ラリったマット・ディロンの頭をよぎる映像、サツにパクられたことを考える彼の頭にオーバーラップする映像などは斬新だったかも…。
4人組のうち2人の女性を演じたケリー・リンチとヘザー・グラハムは綺麗・可愛い。
当時観ていたら印象が変わっていたかも知れない気がした映画だった。
今の自分には合わなかった。
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