「まさに主役はおもちゃ」トイズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに主役はおもちゃ
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出てくる玩具の数々、工場の様々な仕掛けは凝りに凝っていて驚きと楽しさに溢れているのだがプロットはいたって単純、人間のキャラが陳腐過ぎてついていけない。
子供たちに見せたら喜ぶ映像ばかりだが子供向けの反戦ファンタジーかと思えば卑猥な表現もあり誰を喜ばせたいのかターゲットがこれほど曖昧な映画作りも珍しい。
演ずる人間も玩具の一種と割り切ってどっぷりおもちゃの国に浸りましょう、とにかく美術、セットを観ているだけでも素晴らしい、珍奇な映画です。まさにTOYSの題名どおり主役はTOYS(おもちゃたち)でしょう、ただ、Toy Storyとは別路線ですからね。個人的にはおもちゃ工場の部品供給マシンが鉄人28号のヘッドフィギュアだったのがツボでした。おもちゃの襲撃シーンも斬新、あと妹の秘密でしょうか。
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